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「あの人たちは、出演者のことを人間だと思ってない」木村花さんの母が訴えるフジテレビ“隠蔽と責任放棄”の壮絶な実態《テラスハウスとだれかtoなかいは同じプロデューサー》

【オープニング】
2020年5月に起きたテラスハウス出演者・木村花さんの自死事件を巡り、母親である響子さんがフジテレビを相手取り、隠蔽と責任放棄を訴える裁判を起こしました。今回はその壮絶な実態と、テラスハウスとだれかtoなかいのプロデューサーの関係について解説します。

【本編】
響子さんは「花が生きることができたはずの社会」を目指し「2つの闘い」を続けてきました。1つは、花さんが出演していたテラスハウスでの誹謗中傷との闘い。花さんの自死をきっかけに、侮辱罪を厳罰化する改正刑法が成立しました。響子さんはこの法案を推進するために、NPO団体「RememberHANA」を設立し、SNSでの誹謗中傷の取り締まりを訴えています。

もう1つの闘いは、フジテレビに対する訴訟です。響子さんはテラスハウスの撮影や放送に関わったプロデューサーらを相手取り、損害賠償請求と責任追及を求めています。響子さんは「花の自殺はテラスハウスのせいだ。その責任をフジテレビは取るべき」と訴えています。

しかし、フジテレビ側は「花さんの自殺は番組とは無関係」と主張し、責任を認めません。また、テラスハウスと同じプロデューサーが手がけた番組「だれかtoなかい」でも、出演者の心理的ダメージや過酷な撮影環境が指摘されています。このような情報が明るみに出たことで、フジテレビは「だれかtoなかい」の放送を中止しました。

【まとめ】
テラスハウス出演者・木村花さんの自死事件を巡り、フジテレビが隠蔽と責任放棄を行ったとして、母親の響子さんが訴訟を起こしました。響子さんは「花が生きることができたはずの社会」を目指し、誹謗中傷や過酷な撮影環境に対する闘いを続けています。視聴者には、SNSでの誹謗中傷に加担しないよう呼びかけるとともに、テレビ番組制作においても出演者の心身のケアが重要であることを再認識してほしいと思います。

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