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水道管「老朽化率」47都道府県ランキング ワースト3位神奈川県、2位香川県より“あぶない”都道府県は?《リスト全公開》

【オープニング】
「水道管の老朽化率」について、全国47都道府県のランキングが発表されました。その中で、ワースト3位に神奈川県、2位に香川県がランクインし、今回の京都市の大規模冠水の原因も水道管の老朽化が指摘されています。では、他の都道府県はどうなっているのでしょうか?リストを見ながら、老朽化率の現状を確認していきましょう。

【本編】
4月30日、京都市中心部で発生した大規模冠水。溢れ出した濁流は住宅街へと押し寄せていき、多くの家屋や自動車が浸水被害を受けました。そして、その原因は水道管の破裂でした。報道によれば、地下約1.5mに埋まった管に直径3mmの穴が開いていたとのこと。これが大量の水を流した結果、川のような濁流が発生し、街を冠水させたのです。

このような事態を引き起こしたのは、水道管の老朽化が原因でした。水道管は、地下に埋まっているため、目に見えることがなく、その老朽化もなかなか気付きにくいものです。しかし、全国の水道管の老朽化率を見ると、非常に深刻な状況にあることが分かります。

まず、全国平均の老朽化率は約39%。つまり、全国の水道管のうち、約4割が老朽化しているということになります。そして、ワースト3位の神奈川県はなんと、老朽化率が64%も!2位の香川県も59%と、非常に高い数字が出ています。

さらにリストを見ると、首都圏を中心に老朽化率が高い都道府県が目立ちます。東京都や千葉県、埼玉県、神奈川県などがその例です。一方で、北海道や青森県、秋田県などは老朽化率が低く、全国平均を下回る地域もあります。

【まとめ】
全国の水道管の老朽化率を見ると、非常に深刻な状況にあることが分かります。今回の京都市の冠水事故のように、老朽化した水道管が原因でトラブルが起きる可能性が高くなっています。今後も、しっかりと水道管の点検や修繕が行われることが求められます。住民の安全を守るためにも、各都道府県が積極的に対策を取っていくことが重要です。

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